冷え性は男性にも多い

冷え性というと女性特有の問題だと思われがちですが、
最近では男性でも冷え性で悩んでいる人が増えています。

ストレスの多い現代社会では、自律神経を乱されることも多く、
それによって冷え性を引き起こしてしまう場合が多くあります。
また、食生活の乱れも冷え性と大きく関係しています。

なにより、東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニックの班目健夫氏は、
「冷え性は老若男女を問わず起きる症状だ」と語っています。

年齢・性差よりも、胃腸が弱い・やせ型・運動不足・ストレス・生活習慣の乱れによる自律神経の乱れなどが、冷え性になりやすい条件になります。

男性の場合は、飲みすぎや食べすぎが冷え性につながっていることがよくあります。
会社での付き合いもあり、男性は女性に比べて飲みすぎ、食べすぎの機会が多くなっています。
また、仕事で遅い時間に食事を摂る方も多いでしょう。
たばこを吸う人の割合も、女性よりも多い傾向にあります。

このような食生活の乱れやタバコの吸いすぎは動脈硬化を引き起こします
動脈硬化が起こると、血管が細くなるとともに血液がドロドロの状態になって血流障害をおこします。
その結果、身体のすみずみまで血液が行き渡らなくなり、手足の指先が冷めたくなってしまうのです。

特に春は何かとストレスが多い時期です。
転勤や引越し、異動などで、職場や生活の環境ががらりと変わる人も多いでしょう。
慣れない仕事がもとで緊張が続くだけでなく、歓送迎会などで深酒や夜更しも増え、生活のリズムを乱しやすい条件が整っています。気候的にも昼夜の気温差が大きい日があり、体を冷やす要因にはこと欠かきませんから、気をつけたいものです。

女性が冷え性になった場合は、子宮や卵巣の機能に影響が出ることがよくあります。
一方男性が冷え性になった場合は、腎臓に影響が出やすいといった特徴があります。中年期の男性に多くみられる腰痛やインポテンツは、冷え性から腎臓が弱り、それが原因で起こっている場合もあります。

男性でも、手足が冷たい・腰痛がひどい、といった症状がある方は、
冷え性であることを疑ってみましょう。

一昔前ならば「男が冷え性だなんてかっこ悪い」と我慢していた方もいたと思いますが、
幸い現代ではそれほど気にせずに身体の不調を訴えられるようになりました。

それでも冷え性を自覚している男性はまだまだ少ないと思いますし、冷え性に対する知識も少ないので、冷え性改善のために男性がやっていることのランキングを見ると、一位は「厚着をする」となっています。

冷え性の解消のためには無駄とは言いませんが、ただ厚着をしただけではその場しのぎであって根本的な改善にはなりません。

食生活の改善や、適度な運動(ウォーキング)など、ちょっとした努力で冷え性は改善できる事を知っておきましょう。そして、一日も早く健康な身体を取り戻しましょう。

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